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2013年5月14日 (火)

三千二百三十九: チャロアイトとラリマーについて

この記事は、『三千二百三十五:スギライトについて』の姉妹篇のような記事になります。

右の写真の紫色の石が「チャロアイト」という鉱物です。P5140146

そして、水色の石が「ラリマー」という鉱物です。
ちなみに、「チャロアイト」と「ラリマー」の周りに付いている、透明な鉱物は水晶です。

参考文献として、「幸運を引き寄せるパワーストーン」 (二瓶誠子  著  新星出版社)を使わせてもらっています。
パワーストーンの業界では、この「スギライト」、「チャロアイト」、そして、「ラリマー」のことを3大ヒーリング・ストーンとも呼んでいます。
「スギライト」は、つい、最近になって発見された地球の新鉱物です。

また、「チャロアイト」は、昔からあったようですが、鉱物として認定されたのは、1978年だそうです。
だから、これも、新鉱物と言えるかもしれません。
しかし、世界の中でも、ロシアのムルン山脈でしか、産出されません。
ですので、「チャロアイト」は、希少価値の高い鉱物と言えるでしょう。

また、「ラリマー」も近年になって、注目され始めた鉱物です。
Wikipediaの方も参考文献とさせてもらいます。
ラリマー - Wikipedia

ラリマーの本当の名前は、「ペクトライト」と言うそうです。
ペクトライト - Wikipedia

これも、発見は近年であり、1828年にイタリアで発見されています。
この「ペクトライト」の特に青い色をしたものが「ラリマー」です。
この「ラリマー」は、1974年に発見され、見つかったのはドミニカ共和国、バハマ国だそうです。
ですから、これも希少価値の高い鉱物と言えるでしょう。

やはり、地球の地質学上の歴史から考えても、かなり、新しく発見された鉱物と言えます。
地球の地質も、絶えず変わっているという証拠だと思います。

鉱物愛好家というのは、花の愛好家と同じだと思います。
花の愛好家でなくても、多くの人は、花を好みます。
しかし、花は、いつの日か枯れます。
しかも、花の寿命は結構、早いです。
ですから、ほとんど、多くの人は、花の美しさを愛しますが、花に対する所有欲というものは少ないと思います。

このような感じで、鉱物愛好家というものも、本当の意味で、物資に対する所有欲があるのではなく、鉱物の美しさを愛しているかと思います。
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ところで、つい最近になって、地球から新たな鉱物が発見されているのですが、「何かの関連性が無いだろうか?」と思いました。
私は、世界地図を広げて、「スギライト」、「チャロアイト」、そして、「ラリマー」の産地の地球での緯度を見てみました。
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●「スギライト」の産地と緯度

南アフリカ共和国、北ケープ州、西ケープ州          およそ南緯30度
日本(愛媛県岩城島と古宮鉱山)、                       北緯34度15分38.2秒
イタリア、リグーリア州                                          およそ北緯45度
イタリア、トスカーナ州、                                        およそ北緯43度
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州、         およそ南緯30度から38度の間
インド、マディヤ・プラデーシュ州、                         およそ南緯20度から25度の間
中央アジア天山山脈                                            およそ北緯40度近辺
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●「チャロアイト」の産地と緯度

ロシア連邦サハ共和国を流れるチャロ川            およそ北緯50度近辺
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●「ラリマー」の産地と緯度

ドミニカ共和国          およそ北緯20度近辺
バハマ国                  およそ北緯25度近辺
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「スギライト」の産地と緯度は、広範囲で、だいたい20度から45度と、幅が広いです。
「チャロアイト」は一か所のみなので、およそ北緯50度近辺です。
「ラリマー」は二か所のみで、だいたい北緯20度か25度近辺です。

「チャロアイト」は、昔からあるシベリアの大地から産出されています。
しかし、「スギライト」と「ラリマー」は、新期造山帯と呼ばれるような土地で産出されていたり、比較的に、地球の新しい土壌の上で産出されていることがわかります。
調べてはみたものの、緯度や土地とのはっきりした関連性は、つかめない状態でした。

このような新しい鉱物が、徐々に増えてくることによって、地球の人々の、その鉱物の新たな応用も出てくるでしょう。
今は、産出量が少ないので、宝石というところですが。
「レア・アース」という鉱物は、産出量が少ないのですが、宝石用としてではなく、産業用に用いられています。
ですから、乱獲が問題となっています。

私が考えるに、人々が地球資源の乱獲を考えないようになったら、これらの「スギライト」、「チャロアイト」、そして、「ラリマー」の、人類のための、有効な活用方法がわかるかもしれません。
しかし、そのような時には、「人類が鉱物を活用する」というよりも、「人類と鉱物が共生し合う」という感覚の時代になっているのではないかと、考えたりしたりします。

(関連記事)
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『三千二百三十五:スギライトについて』

http://hikirini.blog.bbiq.jp/blog/2013/05/post-80db.html

                坂本  誠   

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