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2013年5月15日 (水)

三千二百四十九: セキュリティ・ソフトについて

セキュリティ・ソフトについて考える機会がありました。

以下の過去記事がこのエッセイを考える材料となりました。
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(『GIGAZINE』、2013年05月06日記事より引用)
日本を含む36の国家で国民監視用にスパイウェアを使用していることが判明
http://gigazine.net/news/20130506-36-country-using-spyware/
『悲喜憐偉』の側:『三千二百十五:News_No.187
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(『GIGAZINE』、2011年12月11日記事より引用)
iPhone/Androidなどスマートフォンの通信・通話をすべて盗聴可能にする「FINSPY MOBILE」
http://gigazine.net/news/20111211-finspy-mobile/
『悲喜憐偉』の側:『三千二百二十五: News_No.192
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(「GIGAZINE」、2011/12/10記事より引用)
インターネットやLAN経由でリモート監視ソフトを送り込む「FinFly LAN」
http://gigazine.net/news/20111210-finfly-lan/
『悲喜憐偉』の側:『三千二百四十六:News_No.198
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インターネットが発達して、コンピューター・ウィルスの問題が発生するようになりました。
ですので、自然に、「多くのPCをコンピューター・ウィルスから守る必要性がある」という理由の元、コンピューター・ウィルスを駆除するためのソフトを作るために、数々のセキュリティ・ソフト会社が作られました。
パソコンを使う多くの人が、このセキュリティ・ソフト会社の作ったアプリケーションをインストールして、日々に、新しいソフトのアップデートをしたりしているかと思います。

しかし、「FinFisher(別名:「FinSpy」)」というスパイウェアがあると、このセキュリティ・ソフト会社の人々も困るでしょう。
この「FinFisher」というスパイウェアが、セキュリティ・ソフト会社のLANに侵入していて、常時、セキュリティ・ソフト会社の内部のソフト制作の様子を監視されていると仮定しましょう。
そうなると、セキュリティ・ソフト会社の人々は、多くの人々のためのセキュリティ・ソフトを作る過程を盗み見られることになるでしょう。
すると、「FinFisher」を使っている人が、その、多くの人々のために作られたセキュリティ・ソフトを、さらに破るコンピューター・ウィルスを作ることが可能となるからです。
スパイウェアとかマルウェアとか呼ばれるコンピューター・ウィルスです。

ですから、セキュリティ・ソフト会社の人々としては、まず、自社のLAN環境につながれているPCに、「FinFisher」等が侵入していないかどうかを、真っ先にチェックしないといけなくなるかと思います。
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インターネットが発達して、コンピューター・ウィルスの問題が発生するようになったので、政府機関や当局の人々は、多くの人々に、「セキュリティ・ソフトの導入をしてください」と薦めていたのを記憶しています。
今でも、そうでしょう。

しかし、そのセキュリティ・ソフトの購入を薦める政府機関や当局の側が、「FinFisher」等のスパイウェアなどを使って、逆に、多くの人々を監視していた、という話は、人々にとって、少し驚くような出来事だったかもしれません。

                坂本  誠   

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