« 三千二百二十四: News_No.191 | メイン | 三千二百二十六: 水 »

2013年5月12日 (日)

三千二百二十五: News_No.192

こんにちわ。

三千二百十五:News_No.187』で、以下の記事をご紹介しました。
-------------------------------------
(『GIGAZINE』2013年05月06日記事)

●日本を含む36の国家で国民監視用にスパイウェアを使用していることが判明
http://gigazine.net/news/20130506-36-country-using-spyware/
-------------------------------------

私は、その後、「どのようにして、スパイウェアを入れるのだろうか?」と疑問を感じ、同じく、『GIGAZINE』の、以下の関連ニュースを読む機会がありました。

(以下、『GIGAZINE』、2011年12月11日記事より引用)
-----------------------------------------

●iPhone/Androidなどスマートフォンの通信・通話をすべて盗聴可能にする「FINSPY MOBILE」
http://gigazine.net/news/20111211-finspy-mobile/

各種スマートフォンのセキュリティアップデートを偽装してリモートでインストール可能、メールや通話などを記録し、しかも通知音なしの音声通話呼び出し機能によって盗聴も可能、GPSなどを駆使して現在地を常に追跡、さらにスマートフォンで撮影した写真や中のデータにもリモートからアクセス可能というのがこの「FINSPY MOBILE」です。

これは政府・警察・軍隊・情報機関向けにいろいろな人々を監視・盗聴するシステムを販売している企業を検索できるWikileaksの新プロジェクト「The Spy Files」にて列挙されている企業の一つであるイギリスの「Gamma」社の製品で、実際のプレゼンテーション用のPDFファイルとムービーがネット上で公開されており、誰でも閲覧して確認することが可能であり、実在する製品です。

以下が特徴的な機能の一覧です。

◆FINSPY MOBILE

Snap24941

・iPhone(iOS)、Android、WindowsMobile、Blackberryで動作可能
・メール、音声通話、ショートメッセージを記録
・通知音なしの音声通話呼び出し機能によって、生中継のライブ感覚で相手を監視可能
・ファイルのダウンロード(アドレス帳、カレンダー、撮影した写真・ムービー、その他各種ファイル)
・GPSやCell IDを使い、国をまたいで相手の位置の追跡が可能
・Blackberryのメッセンジャー機能によるコミュニケーションを全て記録

これがメインとなる監視システム

Snap24951_5

相手を監視するソフト

Snap24961


監視システム全体の構成はこのようになっており、あらゆる種類のスマートフォンに感染させ、監視することが可能となっています

Snap2497_m1


GPSなどの記録から、相手がいつどこで誰に電話したのか、メールをしたのか、メッセージを送ったのか、書き込んだのか、そういったすべての行動が筒抜けになり、このようにして一覧で分かりやすく整理され、見やすくなっています。
これによって相手の行動をすべて把握できる、というわけです。

Snap2498_m1

では実際にどのようにして使うのかというムービーを見てみましょう

01_m1

このような街を想定します

02_m1


ターゲットは日々のコミュニケーションにスマートフォンを活用しています

03_m1

ニセのアップデートを知らせるメッセージをターゲットのスマートフォンに送信します

04_m1

ターゲットはセキュリティアップデートだと思い込み、そのまま実行します

05_m1

これで相手のスマートフォンに侵入&感染&インストール完了

06_m1

あとは相手の行動を逐一監視し、どこでいつ何をしているかを安全な遠隔地から見ていればOKです

07_m1


なお、このソフトを使うのは警察・政府・情報機関なので違法であったとしても事実上違法にはならず、こういったソフトの存在や使っているということ自体がこれまで秘密にされてきたため、取り締まる側であるはずの警察などが実際にどのように使っているのかは、「きっと悪用はしていないはず」と信じるしか無い状態です。
-----------------------------------------
(引用終わり)

ここからは、私の考えです。

日本国憲法の第21条の②に「検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。」とあります。

この憲法の視点からも、考える必要があるかと、私は考えます。

                坂本  誠   

Powered by Six Apart
フォトアルバム