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2013年3月28日 (木)

三千七十二: 愛と支配について

明治時代の初期の教育家、福沢諭吉が残した有名な言葉があります。

    「天は人の上に人を作らず。天は人の下に人を作らず。」
    (Heaven never makes one person on people . Heaven never makes one person under people .)

この言葉は、今でも、語り継がれています。
また、金言だと言われています。
つまり、「人間は平等である」という意味です。

また、アメリカ独立宣言にも、有名な出だしで始まります。

    「われわれは、自明の真理として、すべての人は平等に造られ、造物主によって、一定の奪いがたい天賦の諸権利を付与され、その中に生命、自由および幸福の追求のふくまれることを信ずる。」

(邦訳は、「トマス・ジェファーソン『アメリカ独立宣言』」より)
http://www.eris.ais.ne.jp/~fralippo/demo/review/JEF040106_independence/

今、聞いても、改めて、誰もが「ハッ」となるような響きと真実を含んでいると思います。

最近、話題の「一つの人々の公共信託(One People's Public Trust)」でも、以下の事が言われています。
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公共信託は以下のことを確認する。、、、
            ;
            (中略)
            ;
全ての人々は平等に創造されたのであるから、公共信託は、関係者全員に対して価値を保全している。
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http://ja.scribd.com/doc/123871221/Press-Release-One-People-s-Public-Trust-Foreclosure-on-Major-Corporations

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しかし、多くの人々の間に出来上がった格差の問題や、貧富の問題があります。
それらの問題は、結局、人々が天の下に平等に愛し合うことの出来ない世界が作り上げられたことを意味していると私は思います。

「愛の無い世界が作られていく方向」というのは、これは、多くの人が違和感を抱いたり、疑問を感じたりすると思います。
なぜならば、多くの人が、「私は愛されない方向に行かされるのだ」と、感じたら、誰もが苦しくなると思います。
言い換えてみると、愛の欠如する方向とは、苦しくなる方向だからです。

階層の深いピラミッド型の社会を作ると、多くの人は息苦しさを感じると思います。
なぜならば、上から押さえつけられているからです。
そして、何かの物事を強制させられたりします。

それは、「支配」というものです。
「支配」の世界とは、やがて、人々の間に、喜びが少なくなっていくものだと、私は感じます。

また、「愛」と「支配」という単語は、相いれないものを含んでいると感じます。
「『愛』と『支配』は、全く、逆の方向に、向かっているもの含んでいる」と、多くの人も感じると思います。

ですから、「この世に生まれてきた人間は平等なのだ」という感じを多くの人が持たないと、喜びのある世界に向かわないと思います。
なので、私が考えるに、「愛の豊富な世界を作ろう」と、多くの人が思えば、やがて、人は平等さを愛するようになると思います。
そして、人は支配の構図を避けるようになるだろうと思います。

                坂本  誠   

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