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2011年12月 4日 (日)

千三百七十八: 元気な音楽(独白)

初冬の日々は冷たい雨降りとなった。
こんな日は自分の心も沈みがちだ。

なんとなく、自分の棚をごそごそと、いじりまわしていたら、

    『ただいま』(矢野顕子)

のCDが見つかった。

1980年代の初頭に、大ヒットした曲

    『春先小紅(はるさきこべに)』

が納められている。

引き出しの中に忘れ去られてしまったオルゴールの曲を見つけたように、私は夢中になって、その『春先小紅』をかけた。
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今現在の世相だからだろうか。
なんとなく私の心持ちも暗くなっていた。

しかし、この曲を聞いていたら、昔の明るい飛び跳ねた私の元気な心を取り戻せた。

明るく楽しい曲というのは、いつになっても、人々の心に潤いと活気を与えるものだ。
たとえ、自分が暗闇の中にあろうとも、胸の中の心に至るまでの春のそよぎの音楽を耳にすれば、それは、自然に私達が春そのものの中に入ることが出来る。

その中では、私達自身がいつも春だ。
永遠の春の音が飛び交う。
その暖かな春を自分の胸の中に留め続けられる。
そして、その喜びを多くの人と分かち合うことが出来る。

そして、私達は腹の奥底に自分達の勇気を持つことが出来る。
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「春」というものは、地球の定めた季節では無く、私達の心が感じたその瞬間が自分の春なのだろう。

春の存在をいざなうのは私達自身なのだろう。

私達が春の中に埋没するかのように。
私達が春のような音楽の中に浸るかのように。


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YMOの指先がキーボードの上を柔らかく滑ってゆく。Img7d9197d69848

                坂本  誠

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