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2011年8月 3日 (水)

千百九十二: 恋歌について

こんにちわ。

以前、『千百八十一: 光と闇について』で、
   
    「また、世の流行歌を聞いたりすると、やはり、悲しい歌詞のものも多いわけです。
    世の歌でも失恋の歌で、人々を多く感動させるものがあります」

と書きました。

今日、用事で、ある店に行きました。
昼時で、お客さんが私一人であり、椅子に腰かけていました。
窓の外は真夏の陽射しが降り注いでいます。
有線放送が静かな空間の中に流れていました。

五輪真弓さんの『恋人よ』が流れ始めました。
恋人同士が別れるつらさと苦しみを描いた歌です。
悲しみと苦しみが歌詞に描かれているのですが、なぜか人の心をジーンと震わせるのですね。
何かが、人の心の中の琴線を爪弾く。
そして、人は感動するのですね。

人は苦しみや悲しみを持ちたくないものですが、人を滅茶苦茶に破壊する程度の苦しみや悲しみで無いものが、美しく結晶化されて、人の心を純化させる時もあります。
古代ギリシャの悲劇文学とか、シェイクスピアの悲劇物を、それを味わった人が、心の純化を起こして、より良い方向に向かう時もあるのですね。
だから、悲しみや苦しみと見えるものにも一面には意味がある。
そう思います。

しかし、こういうのは特殊なパターンの心の純化のさせ方であり、通常は、明るい心持で生活する方が良いかと思います。20101103121727

                坂本  誠

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