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2011年8月29日 (月)

千二百二十八: 飛車と角について

こんにちわ。

日本の将棋で、飛車(ひしゃ)と角(かく)という駒があります。
将棋には、色々な駒がありますが、この飛車と角は、もっとも強力な駒として知られています。

将棋をご存じない方のために、ご説明しますと、飛車の動きは、どこまでも上下に動き、また、どこまでも、左右に動けます。
角の動きは斜めの動きです。
斜めの四方向に、どこまでも移動できるのです。
しかし、将棋を愛好している人は、すでに感じているでしょうが、この飛車というのは、男性的な駒です。
見ていて、そのような動きをする駒です。
そして、角というのも強力な駒ですが、将棋を指す人にとっては、どことなく、この角に女性的な雰囲気を感じるかと思います。
ですから、角を盤上に打つ際には、棋士は注意を払います。
そして、良い場所に打ち、使い方によっては、飛車以上の強力な駒となるのです。
面白いものです。

西洋のチェスを見ると、「ルーク」と呼ばれる駒が、「飛車」に相当します。
「ビショップ」と呼ばれる駒が、「角」に相当します。
そして、日本の将棋には無いのですが、「ルーク」と「ビショップ」の動きを兼ね合わせ持った駒が「クイーン」です。
男女のちからを合わせて、はじめて、最強の駒となるのですね。

これと同じように、人の世界も同じかと思います。
飛車と角の動きがあってこそ、はじめて、世の中が上手く回り始める。
飛車と角の動きは違うものの、どちらも最強の駒であり、棋士にとっては、どちらの駒も平等に愛し、上手に使える訓練をしなければなりません。
飛車と角の存在も面白いものだと思います。20110822084150
               
               
                坂本  誠

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