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2011年6月20日 (月)

七百十七: 掃除について

私は、『悲喜憐偉』の『五百六十八:災害対策』で以下のことを書きました。

    >だから、「人類の自然災害と闘う期間が始まった」と言うよりも、「人類が自分で出したゴミ(二酸化炭素)の掃除期間が始まった」と言えるだろう。
    >つまり、公害との格闘だ。

人は虫歯にならぬために、毎日、歯磨きという名の掃除をしています。
また、健康のために、毎日、ウォーキングしている人を見かけます。
ウォーキングをすることにより、身体の中の色々な栄養過剰な部分を浄化できるでしょう。
運動によって、糖尿病の人や高脂血症の人や成人病の病気が治るでしょう。
つまり、成人病の大半は食べた物の量が多く、体内の栄養過剰な部分を消化出来なかったのです。
ですから、運動によって、その栄養過剰な部分を消化、浄化を行っていると言えるでしょう。
だから、運動やスポーツは身体に与えている掃除と言えるでしょう。

現在、地球の温暖化が進んでいます。
だから、夏の間の気温が高くなっていますから、その状態だと、汚れている箇所から色々な細菌が発生しやすくなるでしょう。
ですから、家の中の掃除も大事だと言えるでしょう。
家の中でも、台所や風呂場の掃除も大事でしょう。
なぜならば、湿気が多いからです。
そういう場所には黴菌とか細菌がいるわけです。
放射能も目には見えませんが、黴菌とか細菌も目には見えません。
ですから、家の中の掃除も大事だとわかります。
病院の中に「無菌室」というものがあると思います。
極端に細菌の量を減らすと人間が病気にならないのですね。
それと同じ理屈で、病気にならぬために家の中の掃除もかなり大事でしょう。

また、私は思うのですが、病院は人体のための掃除機関と呼べると思います。
病気というのは、人体の中の何かの汚れと言い換えることが出来るでしょう。
医者は、薬を使って、その病巣部分の浄化をしたり、手術などでその汚れの摘出を行います。
ですから、病院というものは、人体のための掃除機関ともみなせるわけです。

また、地球の気温が上がっていったら、地球の上に不法投棄されたゴミから、新手の細菌とかが発生する可能性も高いわけです。
ですから、ゴミの不法投棄も無くさないといけないでしょう。
これも、掃除(浄化)の精神が必要と言えるでしょう。

今までは、大量生産、大量消費の時代でした。
その結果、大気中に二酸化炭素がばらまかれて、気温が上昇しています。
この二酸化炭素も結局、ゴミだと言えるわけです。
この二酸化炭素という名のゴミも掃除しないといけないでしょう。

大量生産、大量消費により、大量の食べ物が作られて、それが原因で太った人が増えて、病気になった人もかなりいるのでしょう。
今までは、生産中心の時代だったかもしれません。
人々はその生産中心をメインにしていたから、結局、私達の周囲にゴミが増えて、そのゴミが原因で色々な病気や気温上昇も発生しているのでしょう。

ですから、これからの時代は半ば、掃除の時代とも言えるでしょう。
生産も人間の活動には必要ですが、掃除(浄化)も人間には大事だからです。
ですから、これからの時代は半ば、生産の時代でもあり、掃除(浄化)の時代とも言えるでしょう。

人間の身体を見ても、同じ働きが行われています。
口から食べ物を入れて、人体に必要なエネルギーを与える。
そして、人体を巡って、余計な物を排出する。
つまり、結局、基本的には、人体も生産と掃除(浄化)というたった二つの動作しか行っていないことがわかります。

地球を一つの大きな人体に喩えてみましょう。
そして、私達、人間をその地球という人体の中の一つ一つの細胞とみなしてみましょう。
今までは、その人間(地球にとっては一つの細胞)が、生産行為ばかりを行っていた。
だから、ゴミが増えた。
だから、今度は、そのゴミを減らすための掃除(浄化)活動が必要になってくる。

人間の成人病というのは、結局、体内にゴミが増えているのと同じなのです。
そのゴミのせいで病気になっているのですから、そのゴミを取り除くための掃除(浄化、あるいは治療)作業が必要になってくる。
この上の文章の中の「人間」という言葉を「地球」と言い換えたら、段々、私達の時代がどのような時代であるかも、わかってくるかと思います。

生産中心の時代から、掃除、浄化、あるいは治療の時代へ。
確かに、人間の生産活動も必要でしょうが、これからは掃除、浄化、あるいは治療活動が増えてくるかと思います。

                               
          坂本  誠

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