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2011年1月11日 (火)

七百三十九: 失言について

失言について考える機会がありました。
誰でも失言はあるものです。
普通、本当に人が「これは主張すべきだ」とか「必ず言うべきだ」という内容については、あまり失言することは少ないかと思うのです。
なぜならば、その主張でも、前からかなり考えぬかれたことを発言するからです。
しかし、失言というのは、あまりじっくりと考えぬかれた状態でない時に思わず、口先から出てくるかと思います。

だから、口頭で会話している時に、失言がよく見られます。
その失言が起きた時の心の状態を見ると、深いやすらぎの状態を得ていないのに気付きます。
人が普段から深いやすらぎの状態を保っていると、失言はかなり少なくなるかと思います。
心が満ち足りているので、不満や焦りやイライラの心を持って生活していると、自然に失言が多くなるかと思います。

結局、現代社会の競争状態が逆に人の心をかき乱して、失言を多くさせているかと思います。
スポーツとかも技を競っていますが、スポーツは「競争」とは言われず、「競技」と呼ばれています。
つまり、技を競っているのです。
しかし、「競争」となると、争い合っていることになります。
つまり、そこに争いがある。
技を競っている状態ではない。
だから、現代社会の熾烈な競争が人のやすらぎの心をかき乱し、失言を多くさせているかと思います。

ないしは失言をした時の心の状態を後で洞察してみると、心がどこか、いびつな状態であったことがわかります。
多くの人がいびつな心を持っていない状態だと失言は少なくなるかと思います。

         坂本 誠

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